マガジンのカバー画像

注目の星野リゾートnote

64
毎週、編集部が気になった星野リゾートのスタッフnoteをピックアップしてご紹介しています。
運営しているクリエイター

記事一覧

観光者の目で描く

何ごとも、出会うタイミングによって その後の自分に与える影響の大きさが変わる。 ここ数年、僕の中での大きな変化は あるモチーフに出会ったことだった。 それは白樺だ。 景色の中に 骨のように白く、 ぬらっと立ち並ぶ 異質な存在感。 上手く言い表せないが この木には 「生きながら死んでいる」ような 佇まいがある。 美しくもあり、少しこわい。 他の地域でも見たことはあったが 北海道の白樺は、特に美しいと感じる。 道内あちこち出向いては、写真を撮り、スケッチをしていると

台中美食グルメスポット

こんにちは! 数日前までモンゴルの広大な大地を旅していたTABIKOです。 乾燥したモンゴルから湿度たっぷりの沖縄に戻ってきて汗が止まりません(笑) モンゴルの冒険談も書きますので、ご安心を! それまでは、私の大好きな台湾の記事にお付き合いくださいね~ では、早速「台中美食グルメスポット」をご紹介します! 台中美食グルメスポット タピオカミルクティー発祥のお店「春水堂 創始店」 今や世界中で知られる 「珍珠奶茶(タピオカミルクティー)」の発祥地が 台中にある「春水堂 創始

【星野リゾート】地域への想いがかたちに。伝えたいこだわりを「魅力」として発信。

こんにちは。manaです。 今日もご覧いただきましてありがとうございます! 今回は星野リゾートの「魅力づくり」を「界 霧島」通じてご紹介します。 はじめにこんなふうに星野リゾートには「地域」に暮らしながら、その地域”ならでは”なことを追求している人たちがたくさん集まっています。 集まっているのか、そこにいるからそうなるのか順番はわからないけど、とにかくそういう人たちが集まっているのです。 全国の様々な想いで働く個性的な仲間たちについてはこちらもぜひご覧ください。 霧

独自の魅力に溢れた古都×不思議に誘うほんわか本

こんにちは、Onionです。 皆さまは歩いているだけでワクワクする、 好奇心くすぐられる街は近くにありますか? 私にとってその街は 古都京都の『祇園』です!! 街の中央を流れる鴨川は「京都らしい」 代表的な風景ではないでしょうか? 鴨川を中心に東西南北すべてに魅力的な お店やカフェ、神社仏閣が立ち並び、 訪れるたび新しい表情をみせてくれる 素敵な街です。 今回はそんな素敵な街を本を片手に 闊歩してきました! 所狭しと並ぶ新旧の魅力に溢れた通り 京都の街は『碁盤の目

光のカーテン 【奥入瀬 24/6/19】

奥入瀬渓流の本流にかかる 唯一の滝である銚子大滝。 少し陽が傾いてきた午後、 光のカーテンがかかります。 普通はこんなにはっきりとは見えませんが、 銚子大滝が舞い上げる大量の飛沫のおかげで 光の通り道がくっきりと浮かび上がるのです。 後ろの景色が霞んで見えるあたり、 遮光カーテン越しに見る景色と似てません?笑 これはもはや光のカーテンというより、 飛沫のカーテンと言った方がいいかもな。 舞い上がる飛沫のおかげで光が見えるのか 差し込む光のおかげで飛沫が見えるのか…

リアルRPG タイ旅行チャンタブリー編|旅のカタチ

旅館人による旅コラム、旅のカタチシリーズ。 海外での一人旅というものは、何気に突如さまざまな冒険に巻き込まれます。 本日は、人口50万人程度の地方都市、チャンタブリーでの冒険のオハナシ。 一人旅って自由な反面、結構人恋しくなる 御飯食べるときも、荘厳な寺院を目にしたときも、その感動を共有できる人が隣にいないのは結構さみしい。 普段、当たり前のように家族や友人とご飯を食べているが、それが当たり前のことではない、と改めて気付かされる。 だから、話ができる友達を見つける、と

わたしがここにいる意味

先日、星のや竹富島と竹富島地域自然資産財団で協力してアイヤル浜〜カンナージ浜のビーチクリーンを行った。 その後に簡単なサンゴ礁の勉強会をさせてもらった。 そこで、私がここにいる意味をふと体感したので、備忘録的に残しておきたい。 私はもともと、生態系保全に関心があった。 そこから発展して、サステイナブルな、エシカルな未来というものを本気で願うようになった。 大学生の頃は、いろんなボランティアに参加し、環境系のNPOやソーシャルな発信をしているNPOでインターンをしていた。

Vol.7 星野リゾートスタッフとしてメディアインタビューを受けた話

こんにちは、Fujiです! 界アルプスがある大町市は黒部ダムが開通して賑わいを見せています。 今日は星野リゾートスタッフとしてインタビューを受けたお話をしようと思います!旅恋さんの記事には書かれていない裏話なども…! 改めて、自己紹介的な意味でもご覧いただけたら嬉しいです。 <インタビュー記事> なぜ私がインタビューに? 記事を読んでみていかがでしたでしょうか? 自分のことが書かれた記事を皆さんに見せるのはなかなか照れ臭いですが、とても素敵な記事で、またとない経験

遠くて不便だからこそ | 星のや竹富島

昨日、仕事中に山口由美さんの「世界の富裕層は旅に何を求めているか」という本の内容に触れる機会があり、「遠い」「不便」は魅力になる、というワードに心の中でウンウンと大きな声で共感しました。 本のレポはまた今度改めてシェアするとして、今の気持ちを言葉にしておきたく、パソコンを立ち上げました。 おとといまで石垣島と竹富島へ旅行に遊びに行ってきました。これまでのnoteでも書いた通り、竹富島は思い入れのある場所。単純にこの場所が好きだ、という直感めいたものもあるのですが、今ならば

【きんし丼】うなぎの上に巨大な卵!?謎のどんぶりを食べてきた【京都観光】

ここは京都と滋賀をへだてる山「逢坂山」 昔から人々の出会いと別れの舞台になってきた山だ。 今回の目的「きんし丼」は、この山中にある。 やってきたのは、JR京都駅から約20分「逢坂山 かねよ」 普通のレストランとは全く異なり、緑豊かな庭園の中にいくつかの建物があり、客はそれぞれ個室で料理を楽しむことができる。 「かねよ」の歴史は古く江戸時代、伊勢から京都へうなぎを運んでいた飛脚が、逢坂山の水でうなぎを生かしておくと臭みが抜けておいしくなることを発見したことから始まる。

雲海仙人の日記2024

とうとう!?ようやく!? 5月9日、今シーズンの雲海テラスがOPENしました。 雲海仙人達のシャンパンOPENに合わせ参加者全員で、今年も沢山の雲海と出会えるように願いを込めてクラウドリリース!! 当時は低温やトラブルがあり、1時間ほど遅れてのオープニングセレモニーでしたが、多くのお客様に参加頂き、本当に感謝しております。 床が凍っていて解氷液を撒いて準備するほどの低温・・・ 因みに昨日も凍れた〜※ 昨日の画像が⤵️ ※凍(しば)れた:北海道弁でとっても寒い 5月と

おにぎりに待ち時間2時間以上!?おにぎりぼんご

みなさんこんにちは。 突然ですが皆さんはおにぎりを食べるために2時間以上外で待てますか? 実は大塚には、毎日長蛇の列を作るおにぎり屋さんがあるんです。 今日はそんなおにぎり屋さんの紹介です。 毎日大行列おにぎりぼんご毎日長蛇の列ができる「おにぎりぼんご」さん。平日ランチタイムでも2時間以上待たなければならない行列ができています。 この写真はお店の前の写真ですが、ここの最後尾で1時間ほど待つと言われています。ちなみに列はここだけではありません。この後ろに道路があるため、一旦

【石川・ワタシのワガシ】ご近所で練り切り体験が始まった話。

いきなりですが、“氷室(ひむろ)饅頭”をご存知ですか。 私が石川県に住み、氷室饅頭の文化を知った時には「日本版バレンタインだ!」と思いました。 ルーツは江戸時代までさかのぼります。冬に「氷室」と呼ばれる氷の貯蔵庫に雪を入れ、旧暦6月1日に取り出した氷を将軍さまに献上していたのですが、氷が無事に届きますようにとおまんじゅうを供えていたのがはじまりです。 今では毎年7月1日に氷室饅頭を食べるのですが、お気に入りの和菓子屋さんでお友達や職場の人の分も購入して配ります。石川県民、夏

自宅でムササビウォッチング

我が家の庭には、自作した巣箱をいつくも掛けています。小さな巣箱は小鳥用。入り口の穴の直径約28mmで作ってあり、シジュウカラやヤマガラ、ヒガラなどが子育てに使ってくれます。そして大きな巣箱も掛かっていて、こちらは穴の直径が約80mm。コムクドリが子育てに使うこともありますが、時々ムササビがねぐらにしていて、顔を出して外を眺めていることがありますよ。 この巣箱は玄関を出てすぐ見える場所なので、朝、出勤する時に顔を出していることも。急いでカメラを出して撮影するのですが、あまりぐ